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QUMAメンバーインタビュー

QUMAが掲げる「自分と暮らす」ってなに!?トーク。 〜誰のどんな時間のための空間づくりか〜

QUMAが掲げているコンセプトである「自分と暮らす」。 “「あなたらしい暮らし」ってなんだろう。そんなことを一緒に考える会社です。” HPの「私たちについて」というページで紹介されている言葉たち。その背景にはどんな出来事があり、どんな愉快で真摯な人がいるのでしょうか。 今回は「自分と暮らす」ってなに!?という疑問を解消しながら、古今のリノベーション業界のこと、QUMAのメンバーが住まいやリノベに興味を持ったきっかけを対談形式でご紹介します。

住まいやリノベに興味をもったきっかけは?

── 僕はこの会社に入って「自分の住む部屋もこうしたい!」っていうのを思うようになったのですが、皆さん、住まいやリノベに興味持ったきっかけとかってあるんですか?

村田 シェアハウスと実家での生活かな。普段の時間を誰とどこで住むかってめちゃ色んなことに影響するなーって後から思ったんだよね。

実家は、両親が4畳半で5〜6年ぐらい2人で生活をした後に建てた4LDKの家が、今思えば使いこなせてなさすぎてた。広くても結局は8畳の和室で90%ぐらいの時間過ごす、みたいな。
「4LDKですよね、西洋風のこういうのですよね」っていう一般的な理想像を実現したけど、実際には生活に反映できていないっていう状態だった。
「自分たちの暮らしをこうすれば、自分たちが豊かになる」っていう感覚がなかったんだと思う。

竹中 最初からクセのあるエピソードですね(笑)

── シェアハウスのほうは?

村田 下北沢の築古戸建てで。

「住む」っていうことを人と共同することで、互いに影響しあう力ってめっちゃでかいなっていうのを思った。

── 比田井さんは?

比田井 もともと「空間」ってものに興味があって好きだったかな。親戚が九州のほうでペンションをやっていたり、個人でもエアビーアンドビーで民泊の受け入れをしていたり。自分で家具を選んだりしてつくった空間に評価がもらえることにもやりがいを感じてた!
そういう経験もあって、空間づくりをしているQUMAに入ってリノベもやることになったな。いかにその空間を喜んでもらえるかを追求するのが楽しいですね。

竹中 比田井らしいね〜。

── 竹中さんは?

竹中 運良くリノベってものに出会うのが早かったんだよね。

最初の会社に入って2〜3年目から担当するお客さんにリノベ関係の人が増えて、「住まいって自分の好きなようにつくれるんだな」って肌で感じられて、その人たちの想いとかも聞いてた。
実際リノベをやった方の満足度が高くて、いい選択肢だと思うようになったかなあ。

── なるほど。そのあとに竹中さんは長い間旅をしているじゃないですか。住まいについての考え方が変わったって思うことありますか?
(竹中はQUMAで働く前に2年間世界放浪の旅に出ていた)

竹中 旅の最後のほうとかはもう定住したいってなるかな。スパイスとか鍋とか持ち歩いてたけどさ(笑)

定住していたら、物が増えたら日本に送ればいいんだけど、旅をしてると自分たちの好きなことはわかっても、それに関するものを増やしたら荷物が重くなって辛くなるとかがあった。そろそろ好きなもの集めたくて帰ってきたのかもしれない。

── 自分の場所をどんどんカスタマイズしたりっていう感覚がほしかったんですね。

竹中 そうだね。オーストラリアでは、半年間トレーラーハウスに住んだ。キッチンとベッドだけ、とかだったよ!

村田 自分がリノベに関心を示した背景を思い出してたけど、住まい関係の営業をやっていたとき、広告用に新築戸建を6軒ぐらい周るってときに、1軒目から絶望して。これを一生の買い物で買うの??って思った。

分譲会社が違えど2軒目も1軒目と全く一緒で、「3〜4軒目も多分こうだろうな」って予想できたんだよね。その時はまだリノベって概念には触れてなかったけど、後にカフェとか色んなところで、“雑然とした作り込みすぎてない居心地のよさ”みたいものを良いと思うようになったかも。

── 絶望した理由って、デザイン性ですか?それともどこかのポイントが?

村田 デザインというよりも、「最大公約数に作るとこうなるのか」という違いの無さを感じたからかな。

コンセプト「自分と暮らす」誕生秘話

竹中 3〜4回話し合って、コンセプトが「自分と暮らす」になったじゃん。他にどんな候補があったっけ。

比田井 けっこうあったよね。

── 「ロジカルなクリエイティブ」とか言ってたような?

竹中 「ともにつくる」的なのとか。

── 予算をしっかり見つつも、お客さんの夢を膨らませたい!ってそういうのがありましたね。

竹中 思い出そうと頑張ってみたけど、あんまり思い出せない…。「自分と暮らす」がしっくりきてるからこそ、他が思い出せない感じ。
あとは、ヒアリングとかコミュニケーションがアピールできる力だ!っていうのを話したね。
一番大切にしたいのは、住んでもらう方がちゃんと自分の人生のしたいように使える暮らしができるかどうか。それを引き出すのが俺らの役目で、自分と向き合った暮らしができることだってなって。で、あれを選んだんだと思う。

比田井 たしかに、竹中も言ったように「自分と暮らす」っていうのはしっくりきている。一緒に暮らしていても、奥さんには奥さんの、旦那さんには旦那さんの暮らし方があって子供には子供の暮らし方があるから。
キッチンはどうしたいか、とか趣味について住まいにどう反映したいかとか。そういうなかで、自分を出せる場所っていうのはひとつリノベのいいところっていうか可能なところだなって思うな。

「家族と暮らす」ってなると違うと思うし、「自分と暮らす」っていう言葉がいいなって。

竹中 それぞれが自分の暮らしを出来ていることが、家族の居心地もいい感じになるしね。
誰も我慢しないような。

── どういうシーンが「自分と暮らす」なんでしょう。

村田  「キッチンを広くしたい!」と言っていた恵比寿のI様邸のキッチンで奥さんが料理をとことん楽しんでるっていうのとか、そういうこと。

竹中 「3LDKが家族の幸せです」ってハメたりするのとは違うよね。

村田 「素になれる時間」とか、自分が素でリフレッシュしたり元気になったりとか、自分の時間を過ごせるみたいなのを思っていたよね。つまり、自分のための空間になってること。

住まいづくりで一番大事なのは、あなたたちのための時間、あなたたちのための空間がよくなるようにすることなんだということ。

竹中 北欧とかカナダの北のほうとかって寒いから家にいる時間めっちゃ長いから「ヒュッゲ」っていうのがあるらしい。家の中でいかに充実した時間を過ごせるか?っていう概念らしいんだけど。

── 焚き火とか?

竹中 読書でもいいし、家の中でいかに充実した時間を過ごせるか?っていうことで、もともとそういう文化がある。家にいる時間を大切にすることからなんだって。
今は、家で仕事する時間が増えてるとかを考えると、リノベを通して「ヒュッゲ」な時間を探してる感じだね。

── 自分が好きな時間って、もっと意識してつくっていけたら良いですよね。でも、お施主様の中には将来物件を売ったり貸したりする方も多いから、リノベでどこまで「自分のため!」につくり込むかって難しいポイントですよね。

村田 確かに、「自分たちだけのために作り込みすぎると、他の人に譲りにくくなる、リセールバリューが下がるのでは?」という相談はよく頂く。

勿論そういうケースもあるけど、暮らしやすい住まいにしていくことって、次に使う人にとっての価値にもなってることが多い。

あと、「自分と暮らす」っていうものをしながらリセールバリューをあげることもできる、そこはこれまで多くの経験を持って相場より高く売るための物件を企画して成功させてきた経験もある。その方によって最適なバランスをつくることはいつも心がけているよね。

竹中 がっつりアピール!(笑)
でもたしかにそうですね。けっこう振り切って造作をつくった例もあるけど、どこかで住み替えとかあるんだろうなって想定してぶっ飛びすぎないように調整してつくってた感覚はありますね。

村田 そこに対してちゃんと向き合ってるチームだなと、「こうしたらかっこいいからこうしましょう!」みたいなことだけで物事を進めないっていう。

竹中 意外と視野の広いメンバーが揃ってるよね。元々は大きい会社にいて全体のマーケット見たうえで、今このリノベ業界に来ているし。

村田 とても共感。市場を見てきた経験がある!

竹中  ほんとにそれこそプロでありながらも、素の自分もお客さんの前で出すじゃん。俺だったらこう思いますっていうのとか。そのへんも変わったところだよね。

比田井 あとは、型にしばられてないっていうのは特徴かな。お施主さんに合わせた設計士がアサインできるし、打ち合わせの回数も決めてないから、話し切ってからつくっていくっていうのは強みだなって感じてる。

やっぱり「喜んでもらえること」が一番です

── 心に残ってるお客さんとかはいますか?

比田井 国分寺のY様は、最初は理想と予算の乖離が大きくて、デザインのこととか厳しいなかでスタートしたけど、色々と実現できるやり方を考え尽くした実感がある。

最初は造作家具つくりたかったところも、予算が間に合わず「本当に造作じゃないとイメージや機能が追いつかないのか」っていうところからはじまって。打ち合わせも結構な回数行って。自分の中では印象が強いかな。

── 全部造作じゃなくても、無印良品の家具を入れる前提でプランつくったりされたんですよね。

比田井 そうだね。

── 村田さんは?

村田 一番最初のほうにやった人が印象に残ってますね、Sさんとか。

何よりも喜んでくれてることかな。近所なので子供とダルダルの格好してセミとか取ってるとばったり会うの(笑)

「暮らしやすいです」「こんな風に友達呼んでやってます」とかの声をもらえて、そうなるといいなって思ってやるけど、本当にそうなるかってわからない。だからこそ、嬉しかった。

── 竹中さんは?

竹中 一番最初に一人で担当をさせて頂いた方だったこともあり、自分がリノベした時を思い出しながら提案をさせてもらいました。アウトドア(山登り)好きという共通の趣味もあり、玄関に大型収納をもってくることなどで盛り上がったり、どうしても細部にこだわりたくなってしまう俺と、割となんでも良かったりするFさまとの温度差が面白かったなぁ。けど、エントランスと居室を区切る建具だけは、最小限のものでなく、少し工夫した建具を入れて正解だったって完成してから言ってもらえて嬉しかったなぁ。

以上、QUMAメンバーによる対談でした。
個性豊かで熱きリノベマンたちは、どこかでみなさんと出会える日を楽しみにしています。

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