Works

輪が広がる空間

Outline

タイプ

商業施設

広さ

212㎡

家族構成

-

場所

千葉県流山市

築年数

-年

間取り

戸建

こだわり①

はじめから作りすぎない

「壁を壊して、輪を創る」という思いのもと、千葉県流山市でまちづくり事業を進める「株式会社WaCreation」さまより、コミュニティースペースと菓子製造拠点を作りたいというご相談をいただき、空間ディレクションという形で関わらせていただきました。 立地は千葉県の流鉄線のターミナル駅である流山駅の真裏。もともとはタクシーの待合所だったスペースで、ホームのすぐ裏にある特殊な場所です。

デザインはもちろんのこと、スピードとコストを抑えて進めることも優先度として高いプロジェクトでした。まずは最低限の機能性を空間に持たせ、運営を進める中で、徐々に作り上げて行くことになりました。 塗装など、街の人々を巻き込めそうな作業はFacebookで協力してくれる方々を募り、作る段階から人々を巻き込んでいきました。 結果として、いきなり新しい施設がパッと現れるより、徐々に街の人々の力を借りながら、一緒に街に根付いて行く、という地域から愛される施設になりました。

こだわり2

おばあちゃん家の縁側のような

活動のコンセプトに合うように、新しく壁を立てるようなことはなるべくしたくない、という強いご要望がありました。ただ、既存状態では空間と道路を仕切る壁がなかったため、このままにすることはできないので、どういった形がお施主さまの思いを実現できるのかを検討しました。 お菓子を作る工房に関しては、室内を仕切るような形ではなく、小さな小屋を差し込むような形をとりました。

正面の壁はポリカーボネード波板の透明な素材で作ることで、中の様子がぼんやりと街に漏れ出します。波打っているため光を反射し、視線がそのまま伝わることはなく、ゆるやかに空間と街を繋げることができました。 コミュニティースペースにはメインのステージな小上がりをつくり、ホームとスペースを仕切る壁には半円の開口部を設け、電車が車庫に入って行く姿の風景が優しい印象で切り取られる空間としました。あえて開口部を一つに限定することによって、明度のコントラストが強くなり、小上がりスペースの求心性が増し、空間の中心性がうまれるように考えました。

Pictures

半円まどから電車が見える

インテリアは運営しながら住民の人々と飾りつけていく

駅のホームから見る